今回の指導会議では、PDCAサイクルの考え方を用いて、成績の把握方法や計画の立て方などを確認しました。
PDCAサイクル
PDCAサイクルとは、計画を立て(Plan)、実行し(Do)、その実行内容を評価・検証し(Check)、検証内容を受けて今後の改善内容などを検討し(Act)、これら一連の流れを繰り返す仕組みです。
個別指導において、志望校合格・成績向上のため、PDCAサイクルを意識して生徒を誘導することが大切です。
これらの中で、PlanとCheckの段階が、特に重要です。
計画を立てる
計画を立てる際には、「数字」と「時間」を用いて、具体的に立てます。また、計画が思ったように進まない場合もあらかじめ考えておき、余裕をもって計画を立てることが大切です。
例えば、3か月後に点数を30点あげたい場合、1か月で10点アップを小目標にすると、失敗します。1か月で18点、2か月で30点、3か月目は保険、というように小目標を立て、それを実現するために、どの問題を、いつ、何回解くか、細かく決めていきます。
実行内容を評価・検証する
立てた目標を達成することが難しそうな場合、計画を立て直す必要があります。まず、早期に問題に気付くこと、次に、なぜ達成できないのか、原因を詳しく調べ、具体的に改善案を立てることが重要です。生徒の状況を常にチェックし、問題があれば改善案を立てて目標を達成させることが、講師の役割です。
今回の内容を意識して、自分に厳しく確認し、生徒の目標達成に導いていただければと思います。